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2005年03月19日
You are OK. Becouse you are you.[ちょっといいメンタルな話]
衛藤 信之,著
PHP研究所
おすすめ度;☆☆☆☆☆
またまた心理学系の本について語りたいと思います。
(ホント、最近はまってます、苦笑)
『人がより心穏やかに、幸せに生きるには?』
そんな漠然とした思いを胸に、この本を読みました。
著者が何度も繰り返し言っているのは“汝自身を知れ”ということです。
これは自分の『無意識の意識化』であり、
このためには自分自身を客観的に見つめなおし、
自分の真相心理を理解する必要があります。
ここで忘れてはならないことは『人は受け止め方の世界で生きている』ということです。
一般的に人は
出来事 → 感情
(例:部下がミスをしたから腹が立つ)
と意識しています。
しかし、実際には
出来事 → 感じかた、受け取りかた → 感情
となっているのです。
だから部下がミスしたときに腹が立つ人もいれば、腹が立たない人もいるのです。
私が興味深くおもったのは、
普通であれば「部下がミスをしたから腹が立つ」と“二人称”を使いますが
正確には「部下がミスしたことに対して自分が勝手に腹が立つ」と“一人称”であるということです。
そして、この「感じ方、受け取り方」が人の悩みを作るのです。
この「感じ方、受け取り方」は外部の影響を受けやすく、固定化しやすいのも特徴です。
ちょっと例えが悪いかも知れませんが
「離婚=不幸な事」と一般的にはいいますよね?
でも一概に離婚が不幸とは言えませんし、
離婚を不幸と感じるかどうかは、その人の感じ方次第なのです。
また“汝自身を知り”、より幸せに生きるためには
『完璧でない自分を受け入れる』ことが重要であると著者は言います。
人は未完なものの方が目に留まるという習性を持っています。
しかし人は神様ではないのだから完璧でないのは当たり前なのです。
自分の悪いところも良いところも全部ひっくるめて
自分を受け入れ、自分を愛する事、これを“自己信頼感”といいます。
そして自分を愛する事ができない人は、他人を愛する事ができない。
これは、私の経験からもそうであると痛感していることです。
相手の自己信頼感を育むためにも、
“あなたはあなた自身でいいのよ”と接してあげましょう。
わるいパターンとしてよくあるのが『条件付の愛』です。
例えば親子関係でよく見られるのが、
親が“理想の家庭像”を追い求めるあまり
「子供はこの学校に行くべき」
「子供はこれぐらいの成績をとるべき」etc
と、際限ない願望を持ち、子供に押し付けるのです。
そして“親が期待した言動をとらないと愛されない、見捨てられる”
という環境で育った子供は自由な感情に仮面をつけるようになります。
今は何でも評価される時代だからでしょうか。
他人の目を意識した“こうあるべき像”ばかりが先行しているような気がします。
「子供はこうあるべきである」
「夫はこうあるべきである」
「妻はこうあるべきである」
「上司はこうあるべきである」
「部下はこうあるべきである」
しかも相手に期待するばかりで自分は期待に答えれません、という。
期待されたほうは“その期待に答えないと愛されない、見捨てられる、評価が悪くなる”
という恐怖感から、自分の本意でなくても仮面をかぶって期待に答えようとします。
これでは、自分はありのままの自分で良いのだと
自分を受け入れ、自分を愛する“自己信頼感”が育つわけがないですよね。
学校でも、職場でも、いつでもどこでも評価される辛い時代だからこそ、
自分の身近にいる大切な人には“あなたはあなた自身でいいのよ”と評価はせずに接してあげたいものです。
この本にご興味のある方はこちらへどうぞ ⇒ 心時代の夜明け―本当の幸せを求めて
投稿者 ドリームサポート山口 : 2005年03月19日 23:36
