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2006年01月09日

 人生をさまよう人々[ちょっといいメンタルな話]

こんにちは、山口恵里です。

世間では3連休ですが、私は“ここぞ”とばかりに
普段片付け損なっている仕事を処理しています。

名刺の管理とか
資料の処理とか
経理とか。。。

ちなみに経理処理は3ヶ月ほどホッタラカシでしたので
恐ろしいほど溜まっておりました(苦笑)

さて、今日、最近の若い方達の働き方に関する記事を読んでいて、
ふと、今話題となっている“ニート”について考えました




念のために申しますと、
“ニート”とは、働く意思を持たずに就労していない人の事を言います。

“ニート”という言葉を聞くようになったのは、
そうですね。。。
いつからでしょう?
ここ2~3年の話?
ほんと最近のことではないでしょうか?


実は最近、某企業の管理者・店長研修をしていた時
最前列で熱心に受講していた方が
「先生・・・。俺、実はつい最近までニートだったんです」
と打ち明けてくださった事があります。

確か、その時は“モチベーション”といった 
テーマで話していた時だったのですが
ふと自分のニート時代を思い出したのでしょう。

「その時の事を振り返るとどう思いますか?」
と聞いてみると、いろいろと正直な気持ちを話してくれました。


彼はニート時代

・自分が本当に何をしたいのか?
・自分の適職って何なのか?
・もっと幸せな生き方があるのではないだろうか?

といった事を悩み、答えを探しながら生きていたそうです。

要は『人生をさまよっていた』という言葉がピッタリなのではないでしょうか。

そして働かなかった。
ううん、むしろ働く気力が沸かなかったそうです。

「このままではいけない」と思い
何度かアルバイトを始めたりもしたそうです。

でも、すぐに働く気がなくなり無断欠勤をしてしまったり。。。

そんな自分を決していいとは思わないのだけど、
なんで自分がそんな仕事をしなければいけないのかと考えると
どうしても働く気力が沸かない。

そんな自分に嫌気がさして
「なんで、俺ってこうなんだろう」と落ち込んだり
「人様に迷惑かけてるわけではないし、ま、いっか」
と開き直って、遊んで気を紛らわしたり。


他人には見せないけれど
ずっと悶々と悩み、問題意識は持っていた。
決して能天気に生きていたわけではない。
だから俺、今ニートしているヤツらの気持ちもよくわかるよ・・・
と彼は打ち明けてくれました。


「生活費とかは、大丈夫だったの?」と、聞いてみると
「うん、親と同居だったし、何とか生きていける環境だっんだよね。
 だから、ニートできたのかもしれない」・・・と。


きっと彼には、生活的にも人生をさまよう余裕があったのですね。
そしてその環境に甘えていた。

それに今は、インターネットを使えば様々な情報が氾濫していて
本来であれば知りえないような情報だって得る事ができ、
いろんな人生の選択肢があることを知ったりします。


人生の選択肢が増えることは決して悪いことではありません。

でも、自分の進路に関して
そんなに意思の固まっていない人にとっては、
選択肢がある程度絞られている方が
「これが自分の生きる道」と割り切って
生きていけるのかもしれない・・・
と彼の話を聞いて思うのです。

昔ニートだったとは想像もつかないほど今の彼は仕事熱心です。
決して彼が怠け者なのではない。
彼を囲む環境が、そうさせてしまったのだと思うのです。

人は“環境動物”だから。


最後に彼の印象的な言葉を紹介します。

「確かに俺はニートだったし、ニートの気持ちもよくわかる。
 でも、その環境に甘えて自分の道を探す努力を諦めてしまったらダメだよね。」



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次回の更新は1月12日(木)の予定です。また遊びに来てくださいね!

投稿者 ドリームサポート山口 : 2006年01月09日 23:30

コメント

うわ~言葉が重たく感じたなぁ。。。
やっぱ、親が子供の成長を奪う環境を生み出してるようなぁ・・・
ほんで、選択肢があり過ぎて悩むとは・・・
不思議な時代に生きてますなぁ。。。

投稿者 TED : 2006年01月10日 09:40

TEDさん、コメントありがとうございます!

そうですね。。。
私が最近思うのは
今の若者達を囲む環境って
恵まれている反面、恵まれすぎて
逆に不幸なのかもしれませんね。

投稿者 エリィ : 2006年01月10日 22:01

>>でも、自分の進路に関して
そんなに意思の固まっていない人にとっては、
選択肢がある程度絞られている方が
「これが自分の生きる道」と割り切って
生きていけるのかもしれない・・・・<<

同感です。
選択肢が多い≒自由・・はそれだけ自分で決断しなければならない・・・それは負担になる場合が多いですね。

人は、自分の好みがハッキリしている分野に関しては選択したいけど、それ以外は、習慣や常識ということで、決まったとおりにやっていく方が楽だし、生きていきやすいのだと思います。

トラックバックさせて頂きます。
内容はドラマドラゴン桜最終回の感想です。
「正解は無限にある」という台詞は「選択肢は無限にある」と同意で、そういう意味からの考察です。

投稿者 しくむ : 2006年01月10日 22:30

>その環境に甘えて自分の道を探す努力を諦めてしまったらダメだよね。

って言葉がずしりと響きました。
サラリーマンとニートではちょっと違いますが、
サラリーマンも今の組織に甘えていると
自分自身の成長が止まってしまいひいては
自分が所属している組織も駄目になってしまうのでは。
そんな事を感じました。

投稿者 あっちゃん : 2006年01月11日 00:20

toしくむさん、コメントありがとうございます!

>>選択肢が多い≒自由・・はそれだけ自分で決断しなければならない・・・それは負担になる場合が多いですね>サラリーマンも今の組織に甘えていると
自分自身の成長が止まってしまいひいては
自分が所属している組織も駄目になってしまうのでは<<

あ、それすごく分かります。
。。。というか、結構そういう問題を抱えている企業を見かけます。
だからそういうケースでは
「個人の自立心を養う」という取り組みがとても重要ですよね。
また私達個人もあっちゃんのように危機感を持ち続けなきゃいけない、そう思います。

投稿者 エリィ : 2006年01月11日 11:57