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2008年07月11日

残業80時間で過労死を労災認定[心時代のメンタルヘルス, EAP関連ニュース]

こんにちは、企業カウンセラーの山口恵里です。
今回のEAP関連ニュースは過労死の労災認定についてです。


トヨタ社員の過労死を認定
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/gyousei/20080709.htm

2006年1月に「虚血性心疾患」のため愛知県豊田市の自宅で亡くなったトヨタ自動車チーフエンジニアの男性=当時(45)=について、豊田労働基準監督署は8日までに、長時間の残業などが原因として男性の労災を認め、申請していた遺族に通知した。(共同通信)


なぜ、私がこの記事に着目したかと言いますと・・・



労災が認定された理由として
・死亡直前の2カ月間の平均残業時間が80時間あった 
・06年3月の生産開始が迫り、責任者として精神的な緊張を伴う業務であった
という点が実際に過労死の原因として認められたからです。


長時間労働によってもたらされる睡眠不足は脳血管疾患や虚血性心疾患、高血圧などの心血管系の影響が指摘されており、厚生労働省は「過重労働による健康障害防止のための総合対策」で次のような事業者にとるべき措置を示しています。

月100時間を越える時間外労働、発症前2~6ヶ月間に1月あたり80時間を越える時間外労働
→業務と発症との関連性が強い
→企業側の対応・・・作業環境、労働時間、深夜業の回数、健康診断結果などの情報を産業医に提供し、労働者に医師等の面接による保健指導を受けさせる。

今回の判決は、この点を基準にしたものでしょう。
ちなみに、「過重労働による健康障害防止のための総合対策」では大きく分けると次のような措置が示されています。

①時間外・休日労働時間の削減
②年次有給休暇の取得促進
③労働時間等の設定の改善(2006年に追加)
④労働者の健康管理に係る措置の徹底
・健康管理体制の整備、健康診断の実施等
・長時間にわたる時間外・休日労働を行った労働者への面接指導等
・過重労働による業務上の疾病を発生させた場合の措置

詳細はこちらをご覧ください
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/roudou/an-eihou/dl/ka060317008a.pdf

皆様の企業でもこういった国の指針をチェックして、リスクマネジメントの意味も含めて、ぜひ対策を講じていただきたいと思います。


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投稿者 ドリームサポート山口 : 2008年07月11日 12:42

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